あるびれおCo.伴星〜電脳支部 [戻る]
Diary 2023年5月




2023年5月31日(水)
 防府航空祭がブルーが飛ぶからどうだとか言う前に、台風の影響が心配になってきた。 気象庁の進路予報を見ると3日〜4日頃は既に台風通過後で、晴れの予報も出ているけど、なんせ今は梅雨の時期だ。 もう少し慎重に当日の天気を窺っておきたいところではあるな。


2023年5月30日(火)
 次の日曜日は防府北基地の航空祭なので、今になってようやくプログラムを確認したら・・・あれま。ブルーインパルス来るんでないの。 ブルーが飛んで米空軍のF-16も飛んだ上で13時に終わるというのは、ものすごく密な(忙しい)飛行展示になるような気がするけど、どうなんだ。 行こうかどうしようか、悩む悩む。


2023年5月29日(月)
 先週の金曜日の日記で「このまま梅雨に突入してしまうんだろうか。」と言ったことが当たったようで、入梅が発表された模様です。 例年よりもだいぶ早いような気がします。 保管中の大切な機材にカビを生やさないよう、これからしばらくの間は高い湿度との戦いが続きます。 手持ちの乾燥剤だけでは足りそうにないので、近日中にできる限りたくさん調達しておきたいところですよ。


2023年5月28日(日)
 そろそろ入梅ですし、雨が降り出さないうちに PF500mmF5.6 の慣熟を進めていきたいので、今朝も頑張って鳥撮りに出撃しました。 が、昨日もだったんですが、このところ妙に野鳥の数が少ない。 繁殖期を迎えて行動パターンやテリトリーに変化があるのかもしれないと考えつつも、少し寂しい鳥撮りでした。


エナガの幼鳥。繁殖期ならではの出会いも、当然あります。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO1250 1/800秒 トリミングあり



ハッカチョウ。毎年見かけるけど、テリトリーが毎年少しずつ違う印象があります。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/1250秒 トリミングあり




ツバメ飛翔。水を張った田んぼの背景に露出を持って行かれて、レタッチに苦労しました。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/5000秒 トリミングあり


 この AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR は PF(位相フレネル)レンズをエレメントに使用している点で「非常に特殊なレンズ」ですから、特に PFレンズ の特性に起因するフレアの発生は「そういうもの」と割り切るしかありません。 しかしここまで何度か PF500mmF5.6 を使ってきた印象では、日中の一般撮影でそのフレアが大きく影響するシーンはさほど多くないと思われます。 (夜景をメインに撮影するカメラマンにとっては死活問題ですが)

 ひとまず、何回か野鳥と航空機を撮影してみて、第一印象をまとめてみると、

  ・画質は上々。フルサイズ全面の画質の均質性は、価格なりの上質なものです。
  ・解像度は、画面中央部は Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D (II) IF に軍配が上がります。
  ・Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D (II) IF よりも少し骨太な描画になる傾向を感じます。
  ・オートフォーカスは「爆速」。最初の動作で「掴む」のも早く、確実です。
  ・鏡胴内部の艶消し塗装は、価格を考えたらもう少し頑張ってほしいところ。

 総合的には「とても良いレンズ」です。 値上げ直前の駆け込み購入という事態になりましたが、高い金額を支払う価値のあるレンズだと思います。 発売時定価が約100万円だった Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D (II) IF と直接比較するのは酷かもしれませんが、それぞれの利点を正しく把握した上で使い分けていきたいところです。


2023年5月27日(土)
 今日の日中は、大阪南港ATCホール前で開催されていた クラフトビアライブ2023 に行ってきました。 ビールを飲むのは久しぶりですねえ。屋外だったので、日差しが強くて暑かったですわー。

 クラフトビアライブ2023 に出かけるついでに、道中で鳥撮りなど少しだけ。


ハクセキレイ。羽が斑になっているのは、換羽中なのかな。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/1600秒 トリミングあり



カルガモ、休憩中。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/1600秒 トリミングなし



ヒバリ。おそらく先週撮影したのと同じ個体。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO200 1/500秒 トリミングあり


2023年5月26日(金)
 うーん。天気が悪い。このまま梅雨に突入してしまうんだろうか。もう少し晴れ間がほしい。


2023年5月25日(木)
 関西コミティア67 が終了しましたので、少し遅くなりましたが、[電脳支部]を更新しました。 [Achromat]には当日頒布した無料ペーパー『あくろま〜とVol.358』の画像を掲載、 [Information]は最新のイベント参加情報に更新しました。 次の参加イベントは、そろそろ当落の発表があるはずの夏コミですが、スペースが確定するまでは何の告知もできない状況ですので、10月までのサークル参加予定イベントを記載しておきました。

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 昨日の日記に掲載した、M101銀河と超新星SN 2023ixf の写真を、星の色がより明瞭に出るように画像処理し直しました。 ついでにトリミングする範囲を変えて、少しだけ大きく拡大してみました。

 今回の超新星SN 2023ixf は発見当初から「ものすごく青い」という観測報告が多かったので、写真でその青色がより鮮明に出るように処理してみました。 超新星SN 2023ixf と、その周辺に見える恒星との色を比べてみると、超新星SN 2023ixf が飛び抜けて青いことがわかります。 タイプII といわれる重力崩壊型の超新星で、放出される電磁波が短波長側(青、紫外からその外側)に偏っていることになります。

 M101銀河 の渦巻の腕は少し淡くなっていますが、どちらも元の画像は18分間分の露出をかけたもので、画像処理の違いによって描写もこれだけ変わるというサンプルでもあります。


おおぐま座 M101銀河 と 超新星 SN 2023ixf(2023年5月23日21時58分〜(JST))。

Nikon D810A + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + ASTRO LPR Type2フィルター(焦点距離910mm)
f/9.1 ISO2500 60秒×18枚合成 CaptureNX-D、PhotoshopCS6、DeNoiseAI使用 約1365mm相当の画角にトリミング


2023年5月24日(水)
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 23日夜に撮影した、おおぐま座のM101銀河 です。 5月19日に山形の板垣公一さんが超新星 SN 2023ixf を発見し、その後、増光が伝えられています。 撮影時点での超新星の光度は10等級くらいでしょうか。 関西コミティアや小松遠征で天体観測ができなかったので、今日は頑張って撮影してみました。

(マウスオーバーで文字無しの写真が表示されます)


おおぐま座 M101銀河 と 超新星 SN 2023ixf(2023年5月23日21時58分〜(JST))。

Nikon D810A + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + ASTRO LPR Type2フィルター(焦点距離910mm)
f/9.1 ISO2500 60秒×18枚合成 CaptureNX-D、PhotoshopCS6、DeNoiseAI使用 約1365mm相当の画角にトリミング


2023年5月23日(火)
 晴れた! 今日のうちに件の超新星を撮るのだ! (結果は後日に)


2023年5月22日(月)



 小松空港で飛行機の撮影に興じた一日でした。 昨日付の日記でも触れた通り、先日購入したレンズ AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR の試写を兼ねた撮影です。 わかりきったことではありましたが、結果は「とても良かった」です。 今日の撮影では、お天気が悪くてずっと曇り空だったことだけが、残念ポイント。 とりあえず、今日撮ってきた写真から抜粋して何枚か載せておきます。


小松といえば「アグレッサー」こと飛行教導群。新色のF-15DJ(#32-8087)。



百里基地の第3飛行隊から F-2A 戦闘機が4機来てました。午前中のフライトのみ。



第303飛行隊所属の F-15J(#12-8803)。空自納入第3号機ですね。



アフターバーナー全開で離陸していく第306飛行隊所属のF-15J(#82-8964)。



新田原基地の第305飛行隊から1機、派遣されていました。(#52-8856)


 小型軽量化したレンズの強みを生かすべく、別のポイントに徒歩で移動して撮影することも検討していましたが、いつ雨が降り出してもおかしくない曇り空でしたので、結局は一日中空港の展望デッキで過ごすことになりました。 夕方からは本格的に雨が降ってきたので、致し方ないところです。 件のレンズは、画質の良さとAFの優秀さで十分満足できる感触を得られましたので、大満足でありますよ。


2023年5月21日(日)
 関西コミティア67、今回も無事に終了しました。 あるびれおCo.のスペースに来て下さった皆様、どうもありがとうございました。 今日の日中は暑かったですが、インテックス大阪2号館の館内は割と強い冷房が効いていて、一足先に夏を感じた一日でしたw  一年前のインテックスでの関西コミティアと比べると、一般参加者もだいぶ増えたように思います。 賑やかで楽しい一日でしたね。

 次のイベントは、受かれば、夏コミになります。 また次のインテックス大阪のイベントは、9月のコミトレにはサークル参加を申し込む予定です。 詳細が決まりましたら、改めて告知いたします。

 明日は有給休暇をとりましたので、先日購入した AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR を担いで、小松基地の航空機の撮影に出かけてきます。 黄砂の予報も出ているし、お天気もあまり良くなさそうではありますが、久しぶりの小松、楽しんでこようと思います。


2023年5月20日(土)
関西コミティア67
C-27 あるびれおCo.


 明日はインテックス大阪で 関西コミティア67 が開催されます。 C-27 『あるびれおCo.』にてサークル参加いたします。 2023年、関西で行われる同人誌イベントへの参加は、これが最初になりますね。 昨年末のコミックマーケット101にて発行した新刊『Apochromat Vol.80 COLORFUL CYAN ! (33)』(600円)が、関西では初売りとなります。 [Information]のコーナーに明日の参加情報をまとめてありますので、ご参照ください。

 約8ヶ月ぶりのインテックス大阪、少し緊張しますねw 皆様、何卒よろしくお願いいたします。

『Apochromat Vol.80 COLORFUL CYAN ! (33)』(600円)表紙絵



 明日の関西コミティアの準備も進めていますが、今朝はとりあえず鳥撮り。 水曜日に買ってきた新しい「標準レンズ」AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR のファーストライトです。 鳥撮りでいつも使用している ニコンD500ボディ で、「ゴーヨン」Ai Nikkor ED 500mm F4D II (IF) との違いを確かめます。


田植え前の田んぼにアオサギ。人に慣れているのか、逃げる様子はありませんでした。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/1250秒 トリミングなし



同じアオサギの別カット。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/1250秒 トリミングなし



そのアオサギの近くにいた、コチドリ。瞳にハイライトが入らず、残念。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/1600秒 トリミングあり



ツバメ飛翔。AFの合焦が速いので、こういう撮影も少し楽になりそう。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/1250秒 トリミングあり



ホオジロが鳴く。この、精一杯叫んでいるような姿勢が好き。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/800秒 トリミングあり



ヒバリ。貸し農園付近をテリトリにしていると思われる子。人慣れしてます。

Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/800秒 トリミングあり


 解像度は、ゴーヨンに全く引けを取らない優秀なものでした。 撮像範囲全面にわたってこの解像度が得られるのであれば、高価なことも納得できます。 PF(位相フレネル)レンズ特有のフレアは、今日の撮影ではそれが発生するような条件がなかったので、確認できませんでした。

 またオートフォーカスは、敢えて一言で表現するなら「爆速」です。 同様に PFレンズ を使用した設計である AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR よりも敏感で、合焦が速いような印象を受けました。 (ピントリングの回転角が違うので単純比較はできませんが、体感のイメージです)

 PFレンズ採用の最大のメリットである小型軽量化は、鳥撮りでは非常に大きく影響しました。 同じ時間、同じ距離を歩き回っても、ゴーヨンを使う時よりは体力の消耗が少なく、腰への負担も軽いです。 300mm を購入した時も感じましたが、「何故もっと早く買わなかった!」と思わざるを得ない、良いレンズですw

 明後日はこのレンズを担いで、小松基地に飛行機を撮りに行く予定です。楽しみだ。


2023年5月19日(金)
 今日の雨はよう降ったなぁ。まだ梅雨前線にはなっていないけど、梅雨の到来を予感させる雨。


2023年5月18日(木)
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 5月16日未明に撮影した いて座の M20 三裂星雲 の写真を上げておきます。 天気予報から(当地としては)狙い通りの好条件になった日でしたが、EZP正立天頂プリズムのテストもしながらだったため、M20 しか撮影できなかったのが残念。 画像処理では、青い反射星雲の色をしっかり出すことを心がけました。


いて座 M20 三裂星雲(2023年5月16日02時22分〜(JST))。

Nikon D810A + Takahashi FS-128N + FC/FSマルチフラットナー1.04x + ASTRO LPR Type2フィルター(焦点距離1060mm)
f/8.3 ISO2000 30秒×35枚合成 CaptureNX-D、PhotoshopCS6、DeNoiseAI使用 約2600mm相当の画角にトリミング


2023年5月17日(水)
 新しい”標準レンズ”、AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR を買ってきました!やったー!




 ニコン製品が5月18日出荷分より価格改定して値上がりするので、当初は今年の夏までに買う予定だったものを前倒しして、値上がり前に買うことにした次第です。 500mmは私にとっては”標準レンズ”ですが、2010年2月に中古品で購入した Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) 、2017年5月に航空機撮影用として購入した AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR に続いて、これが3本目になります。

 PF(位相フレネル)レンズを採用して小型軽量化を図ったという点では、2021年12月に購入した AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR と同じコンセプトの光学系です。 AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR の機動性はもとより、「超望遠レンズ大三元」にも引けを取らない高画質に惚れこんだ結果、今日の AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR 購入決断と相成りました。

 日常の野鳥撮影を始め、航空機、白馬でのスキージャンプ撮影などにも威力を発揮してくれるものと期待しています。 まずは来週月曜日、5月22日に小松へ行って、航空機の撮影に使用してみる予定です。うひひひ。


2023年5月16日(火)
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ビノテクノ+笠井トレーディング 「31.7mmEZP正立天頂プリズム」

 昨夜の「星活」は、GWにスターベース東京さんで購入してきた「31.7mmEZP正立天頂プリズム」の使用テストと、いつもの M20星雲 の撮影でした。 M20 の方は画像処理がまだ終わっていないので、今日は掲載できません。 EZP正立天頂プリズムの使用テストの方のみ、備忘録代わりにレポートなど。

 使用したのは「タカハシFS-128N鏡筒+純正接眼部+ニコンNAV-SWアイピース」。 ここに EZP正立天頂プリズムを入れて、きちんと合焦するかどうか、星像はどうなのか、使用において注意すべき点はあるか、を確認しました。

 純正接眼部は「50.8アダプター屈折用+50.8スリーブ+アイピースアダプター接続環(短)+31.7アイピースアダプター」の組み合わせ。 普段取り付けているカメラ回転装置は外します。 EZP正立天頂プリズムにニコンNAV-SWアイピースを取り付けると、ドローチューブは7mm弱繰り出した位置で合焦しました。 EZP正立天頂プリズムの光路長は109mmなので、この接眼部の筒外116mm弱の位置に焦点が来ているわけですね。

 星像は、中〜低倍率では全く問題なし。これまで使っていた正立天頂プリズムで感じた像の劣化も、ほとんど感じません。 昨夜は高倍率でのテストができなかったので、これはまた機会を改めることにします。

 注意すべき点はいくつかありました。 まず、EZPが単体で700g弱あり、アイピースと合わせて一眼レフカメラボディ程度の重さになること。 相当重いので、接眼部への固定はかなりキツく締め付けてやる必要があります。 何らかの拍子にくるっと回転して、勢いでアイピースが落ちそうになることが一度だけありました。

 また、31.7スリーブの加工精度の問題か構造の問題か、アイピースが途中で引っかかってハマりにくいことがありました。 一度経験したらクリアできる問題ではあろうかと思いますが、記録として触れておきます。

 FC-100DL鏡筒と、ドール・カーカム光学系であるμ-180C鏡筒での使用テストは、今回はできませんでした。 とりあえずおよその使用感は今回の FS-128N鏡筒 で確認できましたので、これからは積極的に使っていこうと思います。


2023年5月15日(月)
 明け方の晴天に期待して、早寝。


2023年5月14日(日)
 [電脳支部]を更新しました。 [メインページ]のTOP絵を更新、以前描いた「あけおめバニーさん2023」のイラストをしつこくもう一度色替えしてみました。 [えとせとら]のコーナーにも、そのイラストの項目を追加しました。 また5月21日の関西コミティア67の参加情報を[Information]にまとめました。 [『あるびれおCo.』WORKS]のコーナーも情報を更新しておきました。

 関西コミティア67 の件、こちらでも改めて告知しておきます。 COMITIA144 で発行したコピー本『せみあぽ10 近況』は、再版しないことになりました。 理由はやはり、トークの内容が5月5日のCOMITIA144 に合わせた内容であるためです。 また、関西コミティア67 の次の参加予定イベントは夏コミになってしまうので、一日も早くその準備にかかりたいという事情もあります。

 よって 関西コミティア67 では、昨年末の冬コミで発行した新刊『Apochromat Vol.80 COLORFUL CYAN ! (33)』(600円)の頒布がメインとなります。 何卒よろしくお願いいたします。>all

『Apochromat Vol.80 COLORFUL CYAN ! (33)』(600円)表紙絵


 TOP絵に貼ったイラストをこちらにも貼っておきますよ。 このイラストは、関西コミティア67 で『あるびれおCo.』のスペースの看板となる予定です。 この絵を目印に来て頂けると嬉しいです。




 昨日撮ったキビタキの写真が両親にとても好評だったので、調子に乗ったついでに、行きつけの理髪店の大将にも一枚プリントしてあげてきました。 鮮やかな色で可愛い鳥、というだけで十分ポイントが高かったか、大将にも喜んでもらえました。よかったよかった。


2023年5月13日(土)
 狙っていたブツが買えずに落胆していた昨夜の気分を引きずりながらも、雨が降らないうちにお散歩にも行っておくべと、いつもの機材を担いで今朝も鳥撮りに出かけてきました。 そしたら、いましたいました! 久しぶりのキビタキが! 場所は自宅近くの公園の竹藪でしたが、当地で見かけたのは約12年半ぶりですよ。 昨日の暗い気分は、キビタキに会えた嬉しさで吹き飛びました。写真もできる限りたくさん撮ってきましたよ。

 そのキビタキの写真も含めて、今日の鳥撮り+α。チョウゲンボウも良かったね。


自宅近くの公園で、キビタキ。撮影するのは12年半ぶり。とても可愛いのだ!

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO1600 1/400秒 トリミングあり



嬉しくて何枚も撮影しました。声が大きくて反響するから、見つけるのが案外難しい。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO1600 1/500秒 トリミングあり



一旦見失って、別の木に止まったところをもう一度。頑張って探した甲斐がありました。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO1600 1/250秒 トリミングあり



田んぼから飛び立ったチョウゲンボウ。スズメを一羽捕らえたようです。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO400 1/5000秒 トリミングあり



繁殖期を迎えているケリが田んぼで盛んに威嚇してきます。すぐ退くから、ごめんね。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO100 1/1600秒 トリミングあり



オマケ。クマバチが元気に飛び回る季節になりましたので、一枚。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO400 1/2500秒 トリミングあり


 今日は両親のコロナワクチン5回目接種の日でしたので、接種会場までの送迎等をしてきました。 基本的に重い病は抱えていませんけど高齢者ですし、無料で打ってもらえるうちは打ってこいと。 過去4回はモデルナだったけど、5回目はファイザーですって。


2023年5月12日(金)
 決断して資金も準備して、店頭在庫を常に置いていると豪語している馴染みの販売店に足を運んだら、「今さっき(最後の一つが)(他の客の)予約入っちゃいました」とか言われて、タッチの差で買えませんでした。

 え、マジか、今その現物が目の前のカウンターに置いてあるのに、そのまま現金一括払いで持ち帰る気満々でいるというのに、予約の電話一本に後れをとっただけで全ての期待が水泡に帰したということか。 そんな、あまりにも殺生な。 とりあえず、早ければ来週には入荷するはずという店員さんの言葉を信じて、注文を入れてきました。

 が、その「ブツ」を持って帰れるつもりで今日一日を過ごしてきた上でこの展開なので、流石に落ち込みます。 どのくらい落ち込んでいるかというと、そもそもどういうルートで帰宅したかを明瞭に覚えていないくらいだ。


2023年5月11日(木)
 5月18日出荷分から価格改定(という名の値上げ)が発表されたニコンの対象製品一覧を眺めている。 ああ、おっけーおっけー。予定より少し早いけど、決断するわ。(何の話)


2023年5月10日(水)
 予想通り今夜は薄雲が広がっていて、天体撮影ができません。昨夜やっておいて良かった。

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 9日夜に撮影した、りょうけん座の子持ち銀河M51 です。撮影は久しぶりでした。 空の条件が比較的良かったのと、極軸合わせが上手くはまって追尾ミスが少なかったこともあって、画像処理は割と楽でした。 DeNoiseAI処理後でもまだ残るノイズ感をもう少し改善できればいいのですが、総露光時間17分ではこんなもんでしょうか。


りょうけん座 子持ち銀河(M51/NGC5194+NGC5195)(2023年5月9日21時43分〜(JST))。

Nikon D810A + Takahashi FC-100DL + FC/FSマルチフラットナー1.04x + LPR-Nフィルター(焦点距離910mm)
f/9.1 ISO2000 60秒×17枚合成 CaptureNX-D、PhotoshopCS6、DeNoiseAI使用 約2200mm相当の画角にトリミング


2023年5月9日(火)
 久しぶりにすっきりとした晴れ間が広がったので、月が上る前のタイミングで天体撮影。今日は撮影のみ。


2023年5月8日(月)
 連休明けのお仕事初日、容赦ないフル稼働でヘロヘロですわー。

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 5月2日付けの日記に掲載した M20三裂星雲 の撮影データを、少しだけ処理し直しました。 決して十分とは言えない露光時間の中で、青い反射星雲の広がりをどの程度まで描画するべきか、試行錯誤をしてみた結果です。 ほぼ自己満足だけの世界ですので、生暖かい目で見守って頂けると嬉しくもあり以下略。

 やはり、露光時間が短いのは良くないのだ。もっと光を、もっともっと。


いて座 M20 三裂星雲(2023年5月2日02時47分〜(JST))。

Nikon D810A + Takahashi FS-128N + FC/FSマルチフラットナー1.04x + ASTRO LPR Type2フィルター(焦点距離1060mm)
f/8.3 ISO2000 30秒×28枚合成 CaptureNX-D、PhotoshopCS6、DeNoiseAI使用 約2600mm相当の画角にトリミング


2023年5月7日(日)
 連休の最終日は朝から晩まで一日中雨でした。 コミティア遠征から帰宅してから一日半を疲労回復に使えたわけですが、本音を言いますと、今日は今日でやりたいことがあって、それが全くできなかったことがとても不満です。 しかもこういう雨の日は、膝の調子が悪くなる。すっきりしない気分で終わるGWとなりました。お天気重要。


2023年5月6日(土)
 [電脳支部]を更新しました。 昨日 COMITIA144 で頒布した無料ペーパー『あくろま〜とVol.357』の画像を[Achromat]に掲載、 そして最新のイベント参加情報を[Information]にまとめました。 [『あるびれおCo.』WORKS]のコーナーには、COMITIA144 で発行したコピー本『せみあぽ10 近況』の項目を追加しました。

 [Information]には5月21日の関西コミティア67の参加情報も更新しました。 昨日の COMITIA144 で出した『せみあぽ10 近況』は関西コミティアでも少部数を再版することを検討していますが、あくまでも COMITIA144 合わせの内容としてトークをまとめたつもりですので、現時点では確定ではありません。 あくまでも検討中ということで、確定情報は今しばらくお待ち頂けると嬉しいです。>all

■■■■■■■■■■ Astronomy ■■■■■■■■■■

 今日の午前中に、天体望遠鏡専門店のシュミットさんの実店舗に初めて行ってきました。 場所は、地下鉄大江戸線落合南長崎駅から徒歩数分のところ。 一昨日にスターベース東京さんで少し値が張る買い物をしたばかりなので、冷やかしみたいな感じでしたけど、開催中のジャンク市がなかなかすごい品揃えで感心しました。

 SkyWatcher製の三脚や架台、鏡筒などが中心でしたが、それ以外にパーツ類もたくさんあって、出物を物色するのも楽しいジャンク市でした。 何も買わずに終わらすのはもったいない気がしたので、ニコンD800用として売っていたアルカスイス規格プレート(カメラボディ底面にとりつけるやつ)を1000円で買ってきましたよ。

 シュミットさんに行った後はそのまま東京駅に戻って、昼過ぎの新幹線に乗りました。 時間に余裕があったら、秋葉原の協栄産業さんにも行きたかったのですが、新幹線の指定券を買っていたので今日は無理でした。 なんか、天体望遠鏡専門店の開拓が楽しくなってきたぞw


2023年5月5日(金)
 COMITIA144、無事に終了しました。 あるびれおCo.のスペースに来て下さった皆様、どうもありがとうございました。 今回の新刊は漫画を描いていない薄いコピー本ということで、そもそも見向きもしてもらえないのではないかと危惧していたところ、常連の皆様もそうでない皆様もあわせて、予想より多くの方に見てもらい、買ってもらうことができました。 誠にありがとうございます。

 そのコピー本の新刊は昼頃には売り切れてしまい、また用意していた無料ペーパーも同じタイミングで全部頒布しきってしまったので、午後からはスペースに来て下さった皆様に本を見てもらうことができない状態でした。 せっかくスペースに足を運んだのに新刊を買えなかった皆様、申し訳ございませんでした。 そして、あるびれおCo.といかわかのやの事を気にかけてくださって、本当にありがとうございました。 次の新刊の作業に向けて、とても良い刺激になりました。 さあ、来週から頑張ろう。(今週いっぱいはまだちょっと厳しいw)

 今夜はもう一泊東京都内に泊まって、神戸の自宅には明日の昼に東京駅を出る新幹線で帰ります。

 今朝方、コミティアの会場に行く前に、葛西臨海公園鳥類園で鳥撮りをしてきました。 2月のコミティアの時も同様に朝の鳥撮りに挑みましたが、その時は鳥自体が少なくて撮影も満足にできずに終わりました。 今日はチュウシャクシギの写真を撮ることができましたが、全体的に鳥の数が少ないようで、少し寂しい成果で終わりました。 そのチュウシャクシギの写真だけ掲載しておきます。


チュウシャクシギ。この時期の葛西では割とポピュラーな存在ですが、私の地元ではほぼ見かけない子です。

Nikon Z fc + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + Ai AF-S Nikkor TC-14EII + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/400秒 トリミングあり


2023年5月4日(木)
COMITIA144
し59b あるびれおCo.


 明日は COMITIA144 です。 し59b 『あるびれおCo.』にてサークル参加いたします。 オフセット印刷の新刊を作ることができなかったので、その代わりに今回は近況トーク+イラストの薄いコピー本を出します。 『せみあぽ10 近況』(100円)、数量は少ないですので、品切れの際はご容赦願います。 [Information]のコーナーに明日の参加情報をまとめてありますので、ご参照ください。 何卒よろしくお願いいたします。>all

 合言葉は「4ページでも折って綴じれば立派な本だ!」(自分で言うかな)

『せみあぽ10 近況』(100円)表紙絵



 東京に移動する前に、自宅周辺でウォーキングを兼ねた鳥撮り。 機材は、東京にも持っていくもの(Z fc+サンヨン+テレコン)をそのまま使いました。 常日頃から機会ある毎に主張しているのですが、現時点でミラーレス一眼カメラは、そのファインダーの構造的な弱点故に、鳥撮りには不向きです。 それでもある程度は慣れておかないととも考えているので、今後は Z fcボディ を使う機会も増えていくと思います。


近所の公園でヤマガラ。首の周辺を見るに、換羽中なのかもしれない。

Nikon Z fc + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + Ai AF-S Nikkor TC-14EII + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/80秒 トリミングあり



川辺にコチドリ。人が近づくと一目散に逃げてしまうので、接近は慎重に。

Nikon Z fc + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + Ai AF-S Nikkor TC-14EII + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO400 1/3200秒 トリミングあり



オマケ。今夜の月。都内某所で撮影。

Nikon Z fc + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + Ai AF-S Nikkor TC-14EII + NCフィルター
絞り開放 (f/5.6)  ISO200 1/640秒 トリミングあり


■■■■■■■■■■ Astronomy ■■■■■■■■■■

 そうそう、今日は夕方に東京入りしてから、秋葉原のスターベース東京さんに赴いて、買い物をしてきました。 ビノテクノ+笠井トレーディング の「31.7mmEZP正立天頂プリズム」 です。 税込みで31,350円、通販で買うとギリギリ送料がかかってしまう金額なのでw、店舗に足を運べる機会を狙っていたのです。


ビノテクノ+笠井トレーディング 「31.7mmEZP正立天頂プリズム」

 アミチプリズムを使った通常の正立天頂プリズムでは、プリズムの稜線が視野の中央に来るため、その部分で光の散乱が起きて、結像を乱します。 この EZP は、プリズムの稜線が視野の中央に来ない設計なので、その結像劣化がありません。 高倍率での観測にも耐える正立天頂プリズムということで、若干お高いですがこの機会に買っておきました。 これで惑星観測でも正立天頂プリズムを使うことができますね。

 光路長が109mmあるそうなので、問題ないとは思いますが念のため、今持っている各鏡筒とアイピースで合焦できるかを確認しておいた方がいいですね。


2023年5月3日(水)
 [電脳支部]を更新しました。 明後日に迫った COMITIA144 の参加情報を[Information]にまとめました。

 こちらの日記で以前も少し触れましたが、COMITIA144 ではオフセット印刷の新刊を用意することができませんでした。 その代わりに今回は、近況のトークをまとめた薄いコピー本を出します。 『せみあぽ10 近況』(\100-)です。 いつもの無料ペーパーの拡大版のような内容になります。 複数部をお求めになる方はいらっしゃらないかと思いますが、コピー製本で数が少ないので、お一人様一部限定とさせて頂きます。

 この日記を更新した時点で、肝心のコピー本は製本がまだ終わっておりません。 ペーパーも同様の進捗状況です。 これから頑張りますw

 今日の鳥撮り写真は一枚だけです。見上げたら電柱に止まってこちらを睨んでいたチョウゲンボウ。


チョウゲンボウ。距離約9m、こんなに近いのに、全然逃げないの。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO100 1/640秒 トリミングなし


2023年5月2日(火)
 昨日と今日、短いようで長かった仕事がやっと終わりました。これでようやく連休突入です。

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 今夜は雲が出ていますが、昨夜は明け方まで良い晴れ方が続く予報だったので、先日撮影した M20星雲 のリベンジを果たすべく、午前2時半過ぎから撮影に挑みました。 明け方の撮影ゆえに、天文薄明が始まる時刻までの勝負。 赤道儀の追尾ミスで予想よりも使えるカット数が少なくなり、総露出時間14分間分しか撮影ができませんでしたが、短い露出の割には色彩もディテールもよく出たのではないかと思います。

 輝星の青ハロが少し目立つのは、使用した タカハシFS-128N の元々の残存収差ゆえのことです。 とりあえず先月末の撮影のリベンジは果たせたかな? 昨年5月に撮影したこれまでのベストショットと比べても、良い勝負だったかと思います。 むしろ、より単純な内容の画像処理でこの色が出せたことに、ひとまず満足。


いて座 M20 三裂星雲(2023年5月2日02時47分〜(JST))。

Nikon D810A + Takahashi FS-128N + FC/FSマルチフラットナー1.04x + ASTRO LPR Type2フィルター(焦点距離1060mm)
f/8.3 ISO2000 30秒×2820枚合成 CaptureNX-D、PhotoshopCS6、DeNoiseAI使用 約2600mm相当の画角にトリミング


2023年5月1日(月)
 今年の黄金週間も、出勤は暦通り。今日と明日はお仕事で、明後日から4連休です。 今日の仕事は平時より少ないことを期待していたのだけど、甘かったわ。 通常の平日と変わらない仕事量。ぐったり。

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