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2014年FISワールドカップスキージャンプ札幌大会二日目


2014年1月26日 第22戦 ラージヒル HS134

 この日は午後から天気が崩れるという予報があったため、朝9時から予定されていたトライアルラウンドがキャンセルされて、ぶっつけ本番で競技が始められました。 風は前日の試合よりも少し強くなり、風待ちの中断も増えてしまいましたが、それでもいつもの大倉山と同程度。 ジュリーがトライアルラウンドをキャンセルした判断は正解だったようで、2ndラウンド終了まで天気は大きく崩れることはありませんでした。

 試合は安定感あるスロヴェニアチームの独擅場で、前年優勝のヤン・マトゥラ(CZE)や日本のエース葛西紀明(土屋ホーム)が必死に食い下がるも、スロヴェニア勢が表彰台を独占して終わりました。 優勝したイェルネイ・ダミヤン(SLO)は、自身ワールドカップ初勝利。 逆転勝利でしたから、喜びもひとしおでしょう。
カメラ  Nikon D800E
レンズ  Ai AF-S Nikkor ED300mmF4D(IF)
感度  ISO2000相当


Jernej Damjan

優勝したイェルネイ・ダミヤン(SLO)
札幌に入ってからずっと好調だったダミヤンが、この試合でついにワールドカップ初勝利を挙げました。
これは、ヒルサイズを大きく超えた1stラウンドのジャンプの写真です。
255.0pt(138.0m/134.0m)


Peter Prevc

2位のペーター・プレフツ(SLO)
ワールドカップ総合成績トップの証であるイエロービブの勇姿。1stラウンドで飛距離が伸びなかったのが残念。
254.4pt(124.0m/137.5m)


Robert Kranjec

3位のロベルト・クラニェチ(SLO)
深く前に切り込むような鋭い前傾姿勢は、大倉山の向かい風には向いているのかもしれません。
253.3pt(126.0m/137.0m)


Noriaki Kasai

6位の葛西紀明(土屋ホーム)
地元のプレッシャーがあったのか、ジャンプの内容は悪くないけども、飛距離の伸びがもう一つ足りませんでした。
245.2pt(123.5m/133.0m)


Daiki Ito

10位の伊東大貴(雪印メグミルク)
K点越えを2本揃えて10位に食い込みました。五輪に向けてじっくり調整を進めているところなのでしょう。
230.1pt(128.5m/125.0m)


Reruhi Shimizu

11位の清水礼留飛(雪印メグミルク)
失敗らしい失敗を見かけないのは、好調さの表れでしょう。スケールの大きなジャンプは魅力的ですね。
229.0pt(127.0m/125.5m)


Yuta Watase

13位の渡瀬雄太(雪印メグミルク)
2ndラウンドの129.5mのジャンプは見事なものでした。この調子でポイントを少しずつ稼いでいきたいところ。
228.8pt(126.0m/129.5m)


Taku Takeuchi

14位の竹内択(北野建設)
前日から更に順位を上げて、14位。ジャンプの内容は安定していますから、あとは体調と調整の問題でしょうか。
226.6pt(124.5m/124.5m)


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