あるびれおCo.伴星〜電脳支部 メインページのメニューへ
Diary [過去ログ](約1年分)/[THE INTERVIEWS]
NoticeHistoryProfileAchromatInformationWorksDiarySki JumpingLinkE-mail


2022年7月3日(日)


 今日はぐずついたお天気。 朝のうちは雨も降っていたので、鳥撮りはお休みにして、一日中夏コミの原稿を進めておりました。 上の写真は、うちのマンションの地下ガレージにあるツバメの巣。 4羽の雛は順調に成長していて、そろそろ巣立ちではないかと思われます。 4羽が顔を揃えているところを写真に撮りたかったのだけど、カメラを持ちだしたタイミングで1羽だけが巣の奥に潜り込んでしまったので、この写真では3羽しか見えていません。

■■■■■■■■■■ Astronomy ■■■■■■■■■■

 6月29日に撮影した写真の画像処理が終わりましたので、掲載します。 先月末に「M8星雲と「猫の手」」を狙った構図の写真を掲載しましたが、今回は縦位置の構図に変え、淡く写りにくい「猫の手」はすっぱりと諦めてw、これまでにも何度か撮影したオーソドックスな構図にしました。 総露光時間は900秒、つまり15分です。


上から、散開星団M21、散光星雲M20、散光星雲M8、球状星団NGC6544
(2022年6月29日23時49分〜24時47分(JST))

Nikon D810A + Vixen FL-80S改 + SDレデューサーHD + ASTRO LPR Type2 フィルター
f/6.3 ISO1600 30秒×30カットをコンポジット(総露出時間900秒)
CaptureNX-D、PhotoshopCS6、DeNoiseAI にて画像処理 焦点距離600mm相当の画角にトリミング


 この写野は天の川銀河の中心部にほど近い星野です。 背景には銀河中心方向の濃密な星々の群れや星間物質が存在するため、露光時間を長くすればそれが見えてきます。 星雲の背景には光を遮る暗黒星雲があって、偶然にも星雲が浮き出るように見やすくなっています。

 光害カットフィルターASTRO LPR Type2 を使った画像の処理のコツが、だいぶ掴めてきた感じです。 最近激増しているLED光はかなり透過しているような気がしますが、カラーバランスの崩れは少ないので、使いやすいですね。 赤い輝線星雲もよく写ります。


2022年7月2日(土)

羽田行きのSKY102便が飛ぶ。あー・・・飛行機乗りてぇ。


 暑い暑いゆーても我が町は最高気温31℃、これくらいなら鳥撮りも平気よね・・・って、ごめん嘘。さすがに平気とか言い難い。 熱中症でぶっ倒れたくはないので、しっかり対策をして鳥撮りに出かけてきました。

 今日の最大の目標は、先週撮影したチョウゲンボウだったのですが、その場所に今日は姿を見かけることはありませんでした。残念。 その他は、この暑さ故か、野鳥の活動はいつにも増して静かだった様子。 いくら目をこらしても、鳴き声が聞こえないのだから、探しようがありませんわね。


ツバメの若たちが田んぼで飛び回ってました。撮影は相変わらず難しい。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO200 1/2000秒 トリミングあり



ハクセキレイ成鳥雄。民家の近くをテリトリにしている子のようで、人慣れしてます。

Nikon D500 + Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II (IF) + NCフィルター
絞り開放 (f/4)  ISO400 1/5000秒 トリミングあり


 さあて、夏コミ新刊アンミラ本の原稿がそろそろ佳境に・・・入らないといけない時期なのだけど・・・まだ下絵の段階でうろうろしているのは何故。 これから頑張る。天体撮影はこの土日は無理そうだし。(それか)

■■■■■■■■■■ Astronomy ■■■■■■■■■■

 タカハシμ-180C に使うために買ってきた光害カットフィルター「LPR-N」の、きちんとしたファーストライトがまだでした。 6月30日の夜は風も穏やかで長焦点の星野撮影に向いている条件だと判断しまして、μ-180C+μフラットナーレデューサー+LPR-N の組み合わせで いて座M20星雲 の撮影を決行しました。 何度か画像処理をやり直して、何とか仕上がった写真を掲載しておきます。


いて座の 散光星雲 M20 (2022年6月30日23時03分〜24時27分(JST))

Nikon D810A + Takahashi μ-180C + μフラットナーレデューサー + LPR-Nフィルター
f/9.8 ISO2500 30秒×40カットをコンポジット(総露出時間1200秒)
CaptureNX-D、PhotoshopCS6、DeNoiseAI にて画像処理 焦点距離3600mm相当の画角にトリミング


 総露光時間20分の割には、星雲周辺部の淡いガス雲が上手く描写できていません。 また、写野中央部に乳白色っぽい色が残ってしまっています。 LPR-Nフィルターを通しても残る光害の波長成分と、μ-180C の独特な周辺減光が、画像処理を難しくしているようでした。

 参考までに、5月に 屈折望遠鏡である FS-128N鏡筒 で撮影した M20星雲 の写真を並べてみます。


いて座の散光星雲 M20 (2022年5月28日2時11分〜3時32分(JST))

Nikon D810A + Takahashi FS-128N + FC/FSマルチフラットナー1.04x + ASTRO LPR Type2 フィルター
f/8.3 ISO1600 30秒×31カットをコンポジット(総露出時間930秒)
CaptureNX-D、PhotoshopCS6、DeNoiseAIにて処理 焦点距離約2600mm相当にトリミング


 色調の違いは画像処理のまとめ方に依るものなので、その差は敢えて無視していただくとして、際立つのはコントラストでしょうか。 一般的に反射望遠鏡は、副鏡の存在に起因するコントラストの低下が避けられません。 微光星の写り方や星雲の細部の描写に、そのコントラストの違いが反映されているように思えます。

 またμ-180C鏡筒独自の要素として、屈折望遠鏡よりも写野周辺部の収差が大きく、星像が楕円に写ってしまいます。 写野周辺部の星像を比較しても、より広い範囲を切り取っている FS-128N での写真の方が、星像の崩れが少ないです。 像面平坦化光学系として「μフラットナーレデューサー」を使用していても周辺部の像の崩れは大きく、即ち良像範囲がとても狭いです。

 μ-180C は今のところ惑星観測専用機の位置づけですが、星野撮影においては、中央部をトリミングして拡大するような使い方が必須なのかとも思います。


2022年7月1日(金)
 暑さへの順応は割と早くスムーズな方なので、ここ数日の猛暑にもきちんと対応できておりますが、今日の暑さはさすがにキツかったです。 職場のある大阪市此花区の日中の最高気温は、38℃。 職場はエアコンが効いていますけど、エアコンを設置していない倉庫フロアは48℃まで上がりました。やっぱりね。

 昨夜撮影した写真の画像処理で手間取っています。今日の日記で公開するのは、諦めました。


[戻る]/[何が何でも過去の不定期日記を見る]